こんにちは、藤田です。
朝晩すっかり涼しくなりました。
先日、残暑が厳しいなか、国立科学博物館の特別展「深海2017」に行ってきました。
一般に水深200m以上を深海といい、それらは世界中の海の約9割に相当します。
見たこともない生物の宝庫ですが、身近なところで白身魚のフライの多くや北陸で酒の肴で食べたことのあるゲンゲ(幻魚)も深海魚だそうです。
ところで、魚が住めるのは深さ8千mほどでそれ以上はエビの仲間しか生存できないとのことです。
魚よりエビがタフということなのでしょうか?
実はそのような高圧下では魚の体のタンパク質が溶出してしまうからだそうです。
その他、東北地方太平洋沖地震の探査プロジェクトでは水深7000mからさらに1000mボーリングしてすべり断層を特定しようという取り組みが紹介されていました。
全体的にスケール感の大きい展示や研究成果が多く興味深かったです。
←ドリルビット径270mm